もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

カラダの一部を剥ぎ取られた感じ

息子が亡くなってから
自分の片腕や片足を剥ぎ取られたような感じ。


本当に痛くて辛くて怖くて泣き叫んだ。


その時にからもうすぐ3ヶ月が経とうとしているが
まだ、その傷口はまだ血が滲んだまま。
片方しかないのでバランスが取れないでいる。


時折、感覚がわからずバランスが取れないので
ちょっと当たっただけでも痛くて仕方がない。


なので、ギブスなども付けられないでいる。
痛みが治まるまではかなり時間がかかるのだろうと思う傷口。


無理をすると傷口の治りが遅くなる。
だから、安静にしてた方がいい。


時には安静に出来ない時もあるが
なるべく傷口に当たらないように気をつける。


傷口が治ったら
ギブスを付けてみようと思う。


頑張って動けるように、バランスを取れるように
リハビリしながら外に出てみる。


ギブスを付けて、一見みんなと変わらない生活を送ってみる。
でも、そのギブスに皆と同じような感覚は得られないだろうな。


片方の生身の方だけ。


たまにズキズキした痛みを感じながら生きるのだろう。