もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

仕事したくないです。

仕事始めたけど、なるべく家で作業することに
やはり外はなるべく出たくないと思ってしまう。


ここのところ頑張って、名古屋、新潟と出張もした。
打ち合わせや商談、少しバタバタ気味でした。


ん~~正直言って仕事したくないです。
家にいたい。


自宅に息子の遺骨があるからそばにいたいと思ってしまうのだろう。
外に出ていると、
まるで何も出来ない赤ん坊を家に置き去りにしてきてしまった気分になる。



そして、ここ数日息子の最後の顔が浮かぶ。
火葬寸前、棺に横たわっってみんなからの最後の言葉とともに
顔のまわりに花が飾られ埋もれていく息子。


本当に最後に見た息子の顔。
花に埋もれるのは息子に似合わないと思った。


なぜ、花に埋もれているのか・・・?


最後のキスをして。
扉が閉まる。


今日で161日が経つ。

今になって息子のバイクが見つかった。

ポストを開けると警察署からの封筒が。


隣の県の警察署だった。
何で?


息子のシルバー色のバイクが放置。


電話を入れて事情を伺ったところ
11月中旬に駅近に放置されていたバイクを調べたところ息子の登録だったのですが
9月に亡くなっているのが分かったのでお母さんへ確認の為に手紙を送ったとのこと。


さて、誰が乗っていたのか?


息子は黒のバイクとシルバーのバイク2台所有していた。
娘の自転車をよく乗っていた。


3台とも無くなっている。


黒バイクは友達に譲ったと言っていた。
シルバーはよく乗っていた仕事場に駐車している。←でもバイクが無くなっている
自転車は亡くなる当日にも乗っていた。←亡くなった1ヶ月後に知った。


謎?


盗難届を出そうか悩んでいて
もし、知り合いに貸していたら迷惑がかかるかもと覆って躊躇しているのです。


そのまま、時間だけが経っています。


息子がいなくなって5ヶ月が過ぎる今も、
なかなか動けない自分が時折嫌になります。