もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

悲嘆は打ち明けたぶんだけ軽くなる?

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喪失体験を語ることは苦痛の緩和に役立つ。
繰りり返し、細部にいたるまで語ることは、悲嘆を癒やすプロセスである。


治癒が生じるためには、悩みを打ち明け、だれかと悲しみを共有する必要がある。
悲嘆は打ち明けたぶんだけ軽くなる。


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今読んでいる
永遠の別れ―悲しみを癒す智恵の書の本に書かれていた。


息子がいなくなってから、
すいぶんと息子のことを語った。


いちばん聞いてくれたのは娘。
娘はあまり涙を見せないけど
泣いてばかりの私に耳を傾けてくれた。


「悲しい時は我慢しないで、いっぱい泣いていいんだよ」
娘からのそんな言葉に救われた。


毎日のように泣いて、息子の話。
ウンザリしないかしら?などと思いながらも話を続ける止まらない私。


何度、同じ話をしたことだろう。
でも、ちゃんと目を見て聞いてくれる娘。
本当に感謝です。


私は我慢しないで話す方。
「この辛さ悲しみを涙から出し、口からも出していってるのよ、」って
よく言うの。


今は1日1回は涙するけど号泣することは少なくなった。
日中は笑えるようにもなった。


本に書かれたように話ていたからだろうか。
確実に変化はある。
また、浮き沈みはあるだろうけど・・・。


息子がいなくなって129日
4ヶ月が過ぎた。


そろそろ、本格的に仕事を始めようと思う。
明日は久しぶりに商談。


面倒だけど化粧しよ。