もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

遺族を傷つける可能性のある言葉

いつも心配してくれる知人からの電話で
NHKの番組をすすめられた。


グリーフケアに関して、ほんの10分ほどの番組。


ここに書き留めておこう。


死別体験後の変化
・精神面の変化
死や故人のことが繰り返し頭に浮かぶ
集中力の欠如、以前より泣く、一日ぼんやりしている


・身体面の変化
食欲の低下、不眠、極度の疲労感
頭痛や腹痛、めまい、息苦しさ
体に力が入らない


・社会面の変化
強い孤独感


グリーフのプロセス
1,ショック、感覚鈍磨、ぼう然自失
2,事実の否認
3,怒り
4,起こりえないことを夢想し、願う
5,後悔、自責
6,事実に直面し、落ち込む、悲しむ
7,事実を受け入れる
8,再適応


遺族を傷つける可能性のある言葉(禁句ではないが気をつける)
「泣いた方がいいですよ」
「そんなに悲しんでいると、亡くなった方が心配しますよ」
「時間が解決してくれますよ」
「そのうち楽になりますよ」
「気持はわかりますよ」


自死遺族へというより災害で家族を亡くした向けのようです。
http://www.hyogo.jrc.or.jp/dmort/documents/dmort20110411.pdf


私は
「強く意思を持って」
「少し外に出るようにしないと」
「頑張ってね」
言われると苦しいです。
分かっているけど今は出来ない
出来ない私がおかしいのか?って思ってしまう。


今は息子の遺骨から離れたくないし
外に出るとフラッシュバック
頑張ってるつもりだけど、今はこれ以上に頑張るのが辛い。