もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

四十九日

無事に四十九日を終えた。


身内だけでひっそり、自宅で。
ひっそりと言っても私が4人兄弟とあって
甥っ子を姪っ子がいるのでそれなりの人数。


準備のため私の母が早くから来てくれた。
息子の部屋で涙を流し、「寂しくなっちゃった」と一言。


そうだよね。
ホントにそうだよね。


私も涙が流れる。



会食時には甥っ子姪っ子が6人で賑やかになる。
上は社会人、下は4歳。


いつも、この人数にお盆、お正月に集まり
本当に楽しい時間を過ごす。
今までこの光景に息子の姿もあったのに・・・。
いないのが辛い。


四十九日に納骨されることが多いが
しばらくは手元供養でいることに。


お墓がない。


母がお墓の事を考えてくれて
会食の終わりに私の兄弟含めてお墓の話になった。


母に感謝です。



息子のところに行きたいけど
可愛い娘や母、兄弟がいる。


私がいなくなったら更に辛く苦しい思いをさせてしまう。
だから、行けない。


あ〜涙が止まらない。


この胸の苦しさが涙となって流れ出て
いつかは苦しさがなくなるかもしれない。


だから泣いてもいいよね。


すぐ泣くから外にも出たくない。