もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

悔恨と骨

生きて来た中で後悔した出来事がいくつあっただろう。


今まではそんな事があっても

次は悔いのな無いように気を付けようと思い

過ごしてきた。


だけど今は、

人生最大の喪失感と悔恨。


息子が亡くなってこんなにも残酷な悔恨はない。


そして、幾度も繰り返し悔いる思い。


多少の失敗はどうにかなるが

もう息子との事は、この現実の中で過ごすチャンスは無いゼロなんだよね。


1%もありえない事。

本当に本当に悲しい。



そう言えば

「死ぬ事以外はかすり傷」

そんな言葉を何処かで聞いた…。


しかし、愛する人を亡くす事は

かすり傷どころではない。


言葉でたとえるとしたら、

どんな言葉になるのか?



今日は松方弘樹さんの訃報で

梅宮辰夫の言葉に涙してしまった。


人間ってこんなに簡単なのか

死んだらおしまい


息子が骨になった時を思い出した。

ほんの45分くらいで


何これ!

何よこれ!


思わす声に出してしまい。

震えが止まらなかった。


肉体が無くなった。


もう見ることも触れることも出来なくなった悲しみ。


なんでこんな事になったのだろうか?