もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

イライラと悲しみが交互にくる毎日

日々特に何もしていない自分がいる。


仕事も復帰していないし
ほとんど外に出ることはない。


何もやる気が起きない。
今は里帰りしている娘と孫。
一緒に連れて来ている10ヶ月の元気なダックス。
そして息子がも可愛がっていた老犬Jちゃんと過ごす。


イライラと悲しみが交互にくる毎日。


生まれて3ヶ月になろうとしている孫が笑うようになったので
ほんの安らぐ瞬間。


孫を抱きながら息子の赤ちゃんの頃を思う。


このわずかな瞬間があるのでましと思えるようになった。


いろんなブログを読んで私だけじゃない。
辛い方はたくさんいらっしゃるけど頑張っている。
読んでいると孤独感から解放される。


よく、子供に言っていたこと、
「上を見ても切りがない、下を見ても切りがない、
目の前の当たり前に幸せを感じよう」


今の自分自身にも言い聞かせる。


この一年間半は始めたばかりの仕事に私は追われてて
息子と向き合う時間が少なかった。


本当に苦しい。
私の周りには幸せな事が沢山あるけど
今はそれを心の奥から感じ取れない。


例えば
美味しいご飯を食べる→(外食はしない家で粗食にする)
温かいお風呂に入る。→(2日に1回のシャワーだけにしている)
景色を見る。→(上を見ない)


きっと、
息子がもうこの世にいない為に得る事が出来ないのに
私が得るのが申し訳無いという気持ちがあるからかも知れない。


息子は私が悲しむのは望んでないと思う。
でも、そうさせてるのは息子。
でも、息子が苦しんでる事に気がつかなかったのは私。


頭のなかでそう繰り返す。


あ〜日曜日は憂鬱になる。
生きている息子を最後に見たのが日曜日。


息子の後ろ姿と
「じゃ〜行ってくる」の言葉を思い出す。


・・くん、逢いたいよ。