もう一度、ここで会いたい

2016年9月に息子が何も言わずに逝ってしまった。
自死遺族になった母の日々を綴ります。

息子に逢いたがって狂う愛犬Jちゃん

愛犬Jは心臓が肥大して朝晩2回の薬を飲んでいます。


去年の5月、息子からの連絡でJちゃんの様子がおかしいと
Lineで連絡をもらった。


その際に病院へ連れいていき発覚。
それ以来薬を飲み続けています。


食欲もなく息子に手伝ってもらいながらJちゃんにご飯を上げてました。


そんな家には私と息子とJちゃんとの暮らしだったのが
息子がいなくなって数日間は人の出入りが激しく
Jちゃんは落ち着きがなくなって
息子の部屋に入るひとに吠えるように。


手を出すようなら噛もうとさえする。


気が狂ったようだった。
時折、私にも吠えたり噛み付こうとしたりした。


息子がいないのに
息子の部屋へ知らない人が入るのが凄く嫌だったのでしょう。

息子の留守を小さなカラダだけど
一生懸命に守ろうとしているJちゃんの姿。


とても心が痛む。


また、誰も居ない時は息子のベッドや息子がよく座っていた場所に
じーっと座って息子の帰りを待っている。


そのうち待ち疲れて丸まってその場で寝てしまう。


Jちゃんも息子が居ないことを寂しく思っているのだろうと思った。
息子は分かっているのだろうか?


Jちゃんも息子に逢いたがっている。
遊んでもらいたがっている。


いい子にできたらナデナデしてほしい。
イタズラしたら怒ってほしい。
一緒に散歩もいきたい。
温かいお兄ちゃんのそばで寝たい。


きっとそんな事を思っているのだろうな~。



今は発作もおきるようになった。
息子が亡くなって3日後に悲鳴を上げだした。


病院へ連れて行ったら
背中の神経に異常が出たみたいなのです。


心臓の薬と様子がおかしくなった時に飲ませる痛み止め。


今は少し慣れたのか落ち着きを取り戻しています。


・・くん、Jちゃんが先に逢いに行くと思うよ。
それまでお母さんが大切に可愛がるからね。